COPD(慢性閉塞性肺疾患)かもしれない

以前の症例コラムCOPD(慢性閉塞性肺疾患)でも紹介していましたが、COPDの確定診断には肺機能検査が必要です。コロナ下でエアロゾルが発生する検査を控える施設も多く、COPDの診断が十分にできない状況が続いています。COPDは私達が思ったよりも、ずっと身近な病気ですが、症状が風邪と似ているため風邪だと思っていたり、息切れは年齢のせいだと思っていたりする人が多く、診断されていないことが多いです。

▍こんな人がCOPD
タバコ病なので、喫煙者であることがほとんどです。咳、痰、息切れ、ゼーゼーはありませんか。
・70歳以上の高齢男性では4人に1人が何らかの気流閉塞がある
・高血圧や循環器疾患の3人に1人はCOPD
・高齢で糖尿病を有し喫煙歴のある人にもCOPDが多い

▍COPDチェック
COPDの可能性があるかどうかを調べられる質問です。自分の答えの()内の点数を合計して下さい。

Q1 過去4週間に、どのくらい頻繁に息切れを感じましたか?

まったく感じなかった(0)数回感じた(0)ときどき感じた(1)ほとんどいつも感じた(2)ずっと感じた(2)

Q2 咳をしたとき、粘液や痰などが出たことが、これまでにありますか?

一度もない(0)たまに風邪や肺の感染症かかったときだけ(0)1か月のうち数日(1)1週間のうち、ほとんど毎日(1)毎日(2)

Q3 過去12か月のご自身に最もあてはまる回答を選んでください。呼吸に問題があるため、以前に比べて活動しなくなった。

まったくそう思わない(0)そう思わない(0)何ともいえない(0)そう思う(1)とてもそう思う(2)

Q4 これまでの人生で、たばこを少なくとも100本は吸いましたか?(これまでの人生で吸ったたばこの本数=1日の平均本数×365日×喫煙年数)

いいえ(0)はい(2)わからない(0)

Q5 年齢はおいくつですか?

35~49歳(0)50~59歳(1)60~69歳(2)70歳以上(2)

合計が4点以上の場合、COPDの疑いがあります。是非受診して下さい。

早期発見が重要です。