長引く咳

呼吸器専門医による的確な診断と治療

呼吸器専門医による
的確な診断と治療

咳、痰、息切れ、胸痛など、呼吸器症状の原因を、
病院と遜色ない検査を行い、診断します。
正しい診断に基づく治療が、病気を治す近道です。
皆様にとって最適な医療は何かを考え、
必要に応じて近隣の病院と医療連携を行います。

呼吸器に関するお悩みには、例えば下記のようなものがあります

  • 風邪だと思っていたが、熱、咳、痰が続く
  • 風邪のあとに咳だけが残り、薬を飲んでも治らない
  • 毎年、決まった季節になると咳が出て長引く
  • 夜になるとヒューヒューゼーゼーいって、眠れない
  • 階段をのぼると息切れがして、咳、痰も出る
  • 蓄膿症と言われているが、咳や痰も出る
  • 咳をしたら、突然、血痰が出てびっくりした
  • 急に胸が痛くなって心配なので、胸部レントゲンを撮ってほしい
  • 喘息と診断されているが、治療を見直したい
  • 酸素吸入をしているが、専門医による適切な管理を受けたい
  • 肺癌などで大きな病院に通院しているが、風邪の時に受診したい
  • 健診で胸部異常陰影や肺機能異常を指摘された

長引く咳でお困りの方へ

長引く咳でお困りの方へ

咳は外からの異物に対する防御反応でもありますが、バランスを崩すと病気です。
咳の持続期間が、1~2週間を過ぎたら、肺炎、肺癌、間質性肺炎、肺結核、肺塞栓症などの重篤化しうる疾患を除外するため、胸部X線写真を撮った方が良いでしょう。
3週間を過ぎたら風邪ではなく、喘息やアトピー咳嗽など他の疾患の可能性が高まります。
何年も咳が気になっていた方が、実は喘息だったということはよくあります。
診察・画像・肺機能・採血・他検査と組み合わせて、咳の原因診断、肺の総合診断が可能です。

長引く咳の診断の実際

01問診

的確な問診により、疑われる疾患を鑑別していきます。
診察時に医師に伝えたいポイントを事前に確認して整理して伝えると正しい診断にたどり着きやすいです。

問診Zoom

クリックで拡大表示

02胸部X線写真

胸部X線写真は呼吸器疾患を診断するためにもっとも重要な検査です。
当院では正面と側面像を撮影することで立体的に画像を捉え、見落としを減らしています。
また、細部まで読影できるように高画質なモニターを使用しています。気になる被曝量は、
飛行機で海外旅行に行くのと同じ程度と言われています。

画像診断の重要性

03各種検査の追加

必要に応じて各種検査を追加します。

  • 肺機能検査

    いわゆる肺年齢をみたり、気管支拡張剤を吸入する前後の変化をみる気道可逆性試験を行ったりします

  • 呼気NO測定

    気道の炎症を評価します

  • 採 血

    炎症、好酸球、IgE、抗体価などをみます

  • 喀痰検査

    細菌や細胞を調べます

-所要時間の目安-
気道可逆性試験まで行った場合、
診察、検査、結果説明、処方を含めて、1時間ほどかかります。
時間に余裕をもって来院して下さい。
-料金の目安-

(保険3割負担の場合)

肺機能検査(気道可逆性試験)、胸部レントゲン、吸入薬処方 約5,000〜7,000円
アレルギーの採血検査(検査のみの料金) 約5,000円